
広がる海と磨崖仏という少し変わった景色を楽しめる『十六羅漢岩(山形県遊佐町)』に行ってきました。
日本海の岩礁に彫られた22体の磨崖仏は、全国的にも珍しく日本海側でみられるのはここだけとなってます。遊歩道なども整備され、磨崖仏の目の前まで行くことのできる観光におすすめのスポットとなっていましたよ。
そんな、十六羅漢岩の魅力をお伝えします。
【スポンサーリンク】
十六羅漢岩とは・・・

秋田県の県境に位置する遊佐町にある『十六羅漢岩』
日本海の荒波で命を失った人の供養と海上安全を願ってつくられました。
これらは海禅寺、21代の寛海和尚が地元の石工と共に協力して22体の磨崖仏を彫り上げたとのことです。
日本海の荒波によって浸食されてはいますが、150年経った現在でも磨崖仏を確認することができます。
また、遊歩道なども整備され、磨崖仏の目の前まで行くことができるので海と併せての観光におすすめとなっていますよ。
広がる日本海と磨崖仏の美しさ

どこまでも続いているような海!
この写真のように青空だと、海と空の境が分からなくなってしまいそうですね。
そんな絶景の下に十六羅漢岩があり、この写真では磨崖仏を見下ろしている形になっています。
海沿いにある磨崖仏は全国的にも珍しく、日本海側でこの景色を見ることができるのはここだけとなっています。

写真の位置から徒歩数分、整備された遊歩道を進むと目の前に磨崖仏が広がります。
日本海の荒波や風で浸食されていますが、150年経った現在でも確認することができました。
このエリア周辺に22体の磨崖仏があるとのことですが、全ての磨崖仏を確認することは僕はできませんでした。
浸食が進んでいるのか、僕の見つける能力が低いのかはわかりませんが、浸食の可能性もあるため早めに訪れることをおすすめしますよ!
また、海岸沿いは整備はされていますが、足元が不安定な箇所もあります。
岩場の場所などもありましたので、スニーカーなど履き慣れた靴で訪れることをおすすめします。
【スポンサーリンク】
営業時間や定休日は?入場料について

美しい景色が魅力的な『十六羅漢岩』の入場料や駐車場などの情報をお伝えします。
まず十六羅漢岩ですが、営業時間や定休日などは設定されていません。
恐らく24時間利用可能だと思いますが、夜は街灯も少なく足場が不安定なため、訪れるには危険だと思います。
観光客の多くは日中に訪れていますが、夕日のタイミングも多く残っていました。
入場料についてですが、『見学無料』となっています。
駐車場代も無料のため、お金を使わずに楽しめる嬉しい観光地ですね。
駐車場付近にあるレストラン『サンセット十六羅漢』を利用しない場合は、お金を使う場所は一切ありません。
荷物を軽くするためにお財布を車内に置いていくのも、良いかもしれませんね。
駐車場やアクセス方法など
観光客が多く訪れている十六羅漢岩。
そのため、自動車で訪れる方が多くいたように感じました。
アクセス方法
十六羅漢岩へのアクセス方法ですが、『自動車』と『電車・徒歩』の2つの手段があります。
●自動車の場合
・山形自動車道 酒田みなとICから約20分(約16km)
※ナビへの設定は『十六羅漢岩』または『山形県飽海群遊佐町吹浦西楯』
●電車・徒歩の場合
・JR羽越本線『吹浦駅』から徒歩 約15分(約1.2km)
駐車場
十六羅漢岩には専用の無料駐車場を完備しています。
国道345号線沿いを進み、海岸とは反対側にあり少し坂道を進むと大きい駐車場に辿り着きます。
駐車場からは『眺望台』を経由し、十六羅漢岩まで行くことができるため、安全かつ便利な駐車場となっていました。
十六羅漢岩 基本情報
〒999-8521
山形県飽海群遊佐町吹浦西楯
入場料:無料
駐車場:あり(無料)
アクセス:
●自動車の場合
・山形自動車道 酒田みなとICから約20分(約16km)
●電車・徒歩の場合
・JR羽越本線『吹浦駅』から徒歩 約15分(約1.2km)
まとめ
今回は山形県の海沿いの観光スポット『十六羅漢岩』を紹介しました。
お金が一切掛からない観光地ですが、有料級の景色を楽しむことができるエリアとなっています。
また、十六羅漢岩までのルートは海沿いの国道7号です。
海風を浴びてのドライブができる、気持ちいいコースとなっていますよ。
是非、十六羅漢岩に訪れてみてはいかがでしょうか?
おわり
【スポンサーリンク】
